2009年09月15日

7/12 浜松普大寺

no-title 浜松の砂崎先生のコンサートは、松江と同じプログラムで、私の持ち曲は「萌春」と「尾上の松」。先生のパワーに全く圧倒されっぱなしでついていくのが精一杯という感じでした・・・。でもよく尺八のことまで注意くださいまして(いくら言っても治らないところは諦められたでしょうが・・・)、大変勉強になり有難かったです。
 さて演奏会場は福祉文化会館といいますが、そこからわずか数百メートルの近所に法林寺というお寺がありまして、ここにかの有名な虚無僧寺、普大寺の看守のお墓があるのです。会場の所在地もろくに調べずに浜松入りをしようとしていたところ、それを察した浜松出身のお弟子さんが教えてくれたのです。「先生、今度の演奏会場は普大寺跡のものすごく近くですよ!」 おぉ、何と気の利くお弟子さんでしょう!リハーサルの合間にお参りして来ました。40年もその伝承曲を吹いてきたのに、一度もお参りしたことのない普大寺跡でしたから、実に感慨深かったです。結構蚊にさされましたが・・・。
 当日は悪天候が思いのほか早くに晴れ渡りましたが、もの凄く高い湿度となりました。高湿度は尺八には好都合ですが、箏、三味線には最悪です。絹糸がバンバン切れてしまい、箏の柱はきしむし、演奏者は汗だくで大変な苦労でした。雨天にならないのは強烈な“晴れ女”砂崎先生の恒例のことですが、あの湿気を呼んだのは、尺八に加勢してくれた普大寺虚無僧の霊の力ではないかと思われてなりませんでした・・・。合掌。
posted by 善養寺惠介 at 02:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 演奏会

7/11 浜松

lw}n.jpg 浜松でも砂崎知子先生の全国ツアーに参加させていただきました。
生まれて初めて浜松の駅を降りましたら、駅構内にヤマハのコーナーがあるのですね。娘がヤマハ音楽教室で勉強していたので、しばらく眺めてしまいました。
 夜11:00ころに浜松入りで、ホテルにチェックインすると私の名前は「ゼニヨウジ」となっていて、可笑しくて吹き出してしまいました。「ゼニョージ」はよくありますが、「ゼニヨウジ」とはね・・・。お金にあまり縁の薄い「銭養寺」ですね。


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posted by 善養寺惠介 at 01:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

6/20 宍道湖の夕映え、ちょっと手前

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すっかりブログは冬眠ならぬ、夏眠でした・・・。
いろいろあって、携帯写真なども撮っておいたのですが、ズボラで手付かずでした。
そこで私のブログだけ、六月から再出発です。
一日も早く九月に追いつきたいと思います。
 
さて写真は宍道湖の夕映え・・・ちょっと手前の写真です。
砂崎知子先生の全国ツアー松江公演(6/20)に参加させて頂いた時の写真です。 
今回のプログラムにはありませんでしたが、舟川利夫先生の「出雲路」というヒット曲がありまして、横山勝也先生の名演が有名です。
「最近の若い尺八吹きは小器用だけどスケールが小さいの。横山先生の「出雲路」の出だしの音なんかそれはもう言葉で言い表せるようなものじゃなかったわよ。そういうところの研究というか気迫が、次世代のあなた達には足りなくないかしら・・・?」とは、砂崎先生の有難くて、キツーイご忠言でした。
ですから優雅に宍道湖を眺める気分にはなれませんでしたが、でも美しいものは美しいです。
神秘的な土地だと思いました。
地元の箏曲関係の方に、尺八の私まで良くしていただき、申し訳ないことでした。
本当に有難いことでした。
 
 
 
 
 

posted by 善養寺惠介 at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記